施設警備の求人は、未経験・学歴不問で始めやすく、月給の目安は20〜25万円前後。体力勝負というより、落ち着いて同じ場所を見守り続けられる人に向いた仕事です。
「施設警備の求人って気になるけど、実際きついのかな…」そう思って検索されたんじゃないでしょうか。求人サイトを見ても、条件は書いてあるのに『本当のところ』が分からなくてモヤモヤしますよね。この記事では、仕事内容やお金の話はもちろん、応募前にいちばん不安な『きつい?楽?』『自分にもできる?』というところまで、現場目線で正直にお話しします。読み終わるころには、応募するかどうかのイメージがはっきりしているはずです。
目次
現場からの一言
施設警備の現場では、入ったばかりの頃に『何もない時間が長くて逆に落ち着かない』とおっしゃる新人の方が少なくありません。ですが数週間もすると、巡回のルートや異変の見つけ方が体に馴染んで、自然と落ち着いて動けるようになっていくケースが多いです。派手さはなくても、施設とそこを使う人の安全を静かに支える仕事だと感じています。未経験から始めた方ほど、続けるうちに『自分にもできた』と表情が変わっていく——そんな姿を、これまで何度も見てきました。(古川)
— 株式会社FAIRセキュリティ 副社長・古川 友之
この記事でわかること
先に、この記事で持ち帰れることを3つにまとめておきますね。ここだけでもざっくりイメージがつかめます。
- 施設警備の具体的な仕事内容と、日勤・夜勤のリアルな1日の流れ
- 給料・年収・福利厚生の目安と、「きつい?」への本音の答え
- 未経験から始めるまでのステップと、失敗しない会社の選び方
施設警備の求人ってどんな仕事?まず仕事内容をざっくり解説
施設警備は、ビル・商業施設・工場・病院などに常駐して、その建物と利用する人の安全を守る仕事です。動き回るというより「見張る・気づく・記録する」が中心になります。
求人票だと業務名がバラバラに並んでいて分かりにくいので、主な仕事を整理するとこんな感じです。
- 出入管理・受付:来訪者を受け付けたり、関係者以外が入らないようにチェックします
- 巡回:決められたルートを歩いて、異常がないか見て回ります
- 立哨(りっしょう):出入口などに立って、人や車の出入りを見守ります
- モニター監視:防犯カメラの映像を見て、異変がないか確認します
- 施錠・開錠の管理:時間になったら鍵を閉めたり開けたりします
どれも特別な技術がいる作業ではありません。派手さはないけれど、「何も起きない一日をつくる」のが施設警備のいちばん大事な役割なんです。だから未経験からのスタートが多い仕事でもあります。
施設警備員のリアルな1日の流れ(日勤・夜勤のタイムスケジュール)
求人票では絶対に分からないのが「実際の1日の過ごし方」ですよね。ここでは日勤と夜勤、それぞれの一般的なスケジュール例を見てみましょう。イメージが一気に具体的になるはずです。
日勤のある1日(例)
- 8:30 出勤・制服に着替え、前の担当者から引き継ぎ
- 9:00 受付・出入管理をしながら、モニターをチェック
- 11:00 建物内を巡回(異常がないか点検して記録)
- 12:00 休憩(1時間)
- 13:00 受付・立哨・巡回をローテーション
- 17:30 引き継ぎをして退勤
ご覧のとおり、ずっと動き続けるわけではありません。落ち着いた時間と、巡回で体を動かす時間が交互にくるイメージです。
夜勤のある1日(例)
- 20:00 出勤・引き継ぎ、施設の施錠状況を確認
- 22:00 消灯後の巡回と戸締まりチェック
- 翌1:00 仮眠(現場によっては仮眠時間あり)
- 翌4:00 早朝の巡回・開錠準備
- 翌8:00 日勤者へ引き継いで退勤
夜勤は拘束時間が長い代わりに夜勤手当が付き、1回あたりの収入が大きくなりやすいのがポイント。仮眠が取れる現場も多いので、「生活リズムさえ合えば効率よく稼げる」と感じる人が多い働き方です。
応募を検討されている方は、求人・応募フォームから気軽にお問い合わせいただけます。
気になる給料・年収は?施設警備求人のお金のリアル
結論から言うと、施設警備の給料は月給20〜25万円前後、年収にすると370〜430万円ほどが一つの目安です。ここに夜勤手当や資格手当が乗って上下します。
お金まわりで見ておきたいポイントを整理します。数字はあくまで一般的な相場感なので、実際の金額は現場や会社によって変わります。
- 日給・時給:日勤は日給1万円前後、夜勤はそれより高く設定されることが多い
- 夜勤手当・深夜割増:夜勤が多い月ほど手取りが増えやすい
- 資格手当:警備の検定資格を持っていると毎月上乗せされる会社が多い
- 賞与・退職金:正社員採用なら賞与や退職金制度がある会社も
- 寮・住宅補助:遠方から働きたい人向けに寮を用意している会社もある
「思ったより安定してるかも」と感じた方も多いのではないでしょうか。特に夜勤や資格で収入が伸びる余地があるのは、施設警備ならではの魅力です。
「施設警備ってきつい?」応募前の不安に正直に答えます
いちばん知りたいのはここですよね。正直にお答えすると、施設警備は「体力的にはきつくない」けれど、「長い時間の見張りと夜勤の生活リズムがきつい」と感じる人がいる仕事です。向き不向きがはっきりしています。
良いところも大変なところも、包み隠さず並べてみます。
▼ 楽・良いと感じやすいところ
- 力仕事や重い荷物運びがほとんどない
- 覚える作業がシンプルで、未経験でも入りやすい
- 落ち着いて過ごせる時間があり、自分のペースで働ける現場が多い
▼ 人によってはきついと感じるところ
- 同じ場所で長時間の見張りが続くので、退屈に感じることがある
- 夜勤があると生活リズムを整えるのに慣れが必要
- 立哨など、じっと立ち続ける時間がある現場もある
向いているのは「コツコツ真面目に続けられる人」「一人の時間が苦にならない人」。逆に、常に人と喋って動き回っていたいタイプの方には、静かな時間が長く感じられるかもしれません。ここが合うかどうかが、続けられるかの分かれ道です。
未経験から施設警備員になるまでの流れと初日の様子
未経験でも、応募 → 面接 → 法定研修(新任教育)→ 先輩と一緒に現場デビューという流れで始められます。いきなり一人で現場に放り出されることはないので安心してください。
ざっくり流れを追うとこうなります。
- 応募・面接:志望動機を難しく考えなくてOK。人柄や続けられそうかを見られます
- 新任教育(法定研修):警備の仕事は、働く前に法律で決められた研修を受けるルールになっています。ここで基礎を学ぶので未経験でも大丈夫
- OJT・現場デビュー:最初は先輩とペアで現場に入り、少しずつ仕事を覚えます
初日は、制服の着方や持ち物の確認から始まり、先輩について館内を回りながら「どこを見るか」「異常って何か」を教わる、というのが一般的です。最初の数日は覚えることが多く感じますが、ルートや流れは体に馴染んでいくので、心配しすぎなくて大丈夫ですよ。
失敗しない警備会社の選び方と、資格で変わる給料・キャリア
同じ「施設警備の求人」でも、会社選びで働きやすさは大きく変わります。求人票の見るべきポイントを押さえれば、入ってから後悔しにくくなります。あわせて、資格でどうキャリアが伸びるかも見ておきましょう。
求人票のここを見れば失敗しにくい
- 研修制度が明記されているか:新任教育やフォローの仕組みが書いてある会社は安心
- 給与の内訳が具体的か:日給・手当・賞与などが分かれて書かれているか
- 勤務地・シフトの融通:自宅から通いやすいか、希望シフトが出せるか
- 資格取得支援があるか:会社が資格取得をバックアップしてくれるか
- 直行直帰や交通費の扱い:現場に直接行ける会社は通勤の負担が軽い
「未経験歓迎」とだけ書いてある求人より、研修や手当まで具体的に書いてある求人のほうが、入社後のギャップが少ない傾向があります。
施設警備2級などの資格でどう変わる?
施設警備には施設警備業務検定(2級・1級)という国家資格があります。取得すると資格手当が付いたり、任される現場や役割が広がったりして、給料とキャリアの両方が伸びやすくなります。
多くの会社では働きながら資格取得を目指せる支援制度があります。「未経験で入って、資格を取ってステップアップ」という道が現実的に用意されているのは、施設警備の大きな魅力です。長く続けたい人ほど、資格取得支援があるかを重視するとよいでしょう。
よくある質問
- Q. 施設警備の求人は未経験でも本当に受かりますか?
- A. はい、施設警備は未経験・学歴不問の求人が多く、入りやすい仕事です。働く前に法律で決められた新任教育を受ける仕組みがあり、そこで基礎から学べます。最初は先輩とペアで現場に入るため、経験ゼロからでも無理なく始められます。まじめに続けられる姿勢があれば、年齢や経歴を問わず採用されるケースは珍しくありません。
- Q. 施設警備は体力的にきついですか?
- A. 力仕事や重い荷物運びはほとんどなく、体力的なきつさは大きくありません。ただし、同じ場所での長時間の見張りや立哨、夜勤の生活リズムを「きつい」と感じる人はいます。体力よりも、コツコツ落ち着いて続けられるかどうかが向き不向きの分かれ目です。自分のペースで働きたい人には向いた仕事といえます。
- Q. 施設警備の夜勤は何時間くらい働くのですか?
- A. 現場によって差はありますが、夜勤は夕方や夜から翌朝までの長い拘束時間になることが多いです。その代わり仮眠時間が設けられている現場も多く、夜勤手当が付くため1回あたりの収入は大きくなりやすいです。生活リズムさえ合えば、効率よく稼ぎたい人にとってメリットの大きい働き方になります。
- Q. 女性やシニア世代でも施設警備の求人に応募できますか?
- A. はい、施設警備は幅広い年齢層が活躍している仕事で、女性やシニア世代、セカンドキャリアの方も多く働いています。力仕事が中心ではないため、体力に自信がなくても始めやすいのが理由です。受付やモニター監視など、落ち着いて取り組める業務もあり、自分に合った現場を選びやすいのも特徴です。
- Q. 施設警備で資格を取ると給料は上がりますか?
- A. 上がりやすいです。施設警備業務検定などの資格を取得すると、毎月の資格手当が付いたり、任される現場や役割が広がってキャリアアップにつながります。多くの会社が働きながら資格取得を目指せる支援制度を用意しているので、未経験で入って資格でステップアップする道が現実的に描けます。
まとめ
施設警備の求人は、未経験・学歴不問で始めやすく、月給20〜25万円前後が目安の仕事です。体力勝負ではなく、落ち着いてコツコツ続けられる人に向いています。
最後に、この記事のポイントを振り返っておきます。
- 仕事は「巡回・受付・立哨・モニター監視・施錠管理」が中心で、覚えやすい
- きつさは体力よりも「長い見張り・夜勤のリズム」。向き不向きがはっきりしている
- 未経験でも研修と先輩のフォローがあり、資格を取れば給料もキャリアも伸ばせる
- 会社選びは、研修・手当・シフトの融通・資格取得支援を求人票で確認するのがコツ
「自分にもできそう」と少しでも感じたなら、まずは気になる求人の中身を見比べてみるところから始めてみてくださいね。
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