警備の仕事の種類と1日の流れ|自分に合う選び方を解説

警備の仕事は主に4種類あり、施設・交通誘導・夜勤など種類によって1日の流れも働き方も大きく変わります。だから「警備=どれも同じ」と考えて選ぶと、入ってから「思っていたのと違った」となりやすいんです。

「立ちっぱなしはきつそう」「夜勤って本当に稼げるの?」「未経験でも自分にできる?」——警備の仕事を探していると、こんな不安が次々に出てきますよね。実はその答えの多くは、どの種類の警備を選ぶかで決まります。この記事では、4つの種類ごとの1日の流れ・給料・向き不向きを並べて見比べ、あなたに合う一つを選べるようにご案内します。未経験からでも、法律で決められた研修を受けてから現場に出るので、順番に慣れていけますよ。

現場からの一言

警備の仕事は同じ「警備」でも、施設と交通誘導では一日の過ごし方がまるで違います。実際、屋内の落ち着いた環境が合う方もいれば、体を動かす屋外の現場のほうが性に合うという方も多くいらっしゃいます。面接の段階で「どんな働き方なら続けやすいか」をうかがい、無理のない種類から始めていただくと、長く活躍される方が多いと感じています。はじめての現場は誰でも不安なものですが、先輩と組んで少しずつ慣れていける体制があるので、未経験からでも一歩ずつ前に進めますよ。(古川)

— 株式会社FAIRセキュリティ 副社長・古川 友之

警備の仕事は「種類選び」で働きやすさが決まる

まず結論からお伝えすると、警備の仕事は「どの会社に入るか」より先に「どの種類の警備を選ぶか」で働きやすさが大きく変わります。屋内で落ち着いて働きたい人と、体を動かしていたい人とでは、向いている種類がまったく違うからです。ここを最初に押さえておくと、求人選びで迷いにくくなります。

この記事を読むと、次の3つがわかります。

  • 警備の仕事の4つの種類と、それぞれの1日の流れの違い
  • 種類ごとの給料・手当の目安と、収入を上げるコツ
  • 自分に合う警備の仕事の選び方と、未経験からの始め方

「体力に自信がない」「もう若くない」といった不安があっても大丈夫。警備は種類を選べば、体への負担を抑えて働くこともできます。まずは全体像を知って、自分の希望と照らし合わせていきましょう。

「なんとなくきつそう」というイメージのまま応募先を決めるのではなく、自分の希望に合う種類から逆算して選ぶ——これがミスマッチをなくす一番の近道です。警備は種類さえ合っていれば、未経験からでも長く働きやすい仕事なので、まずは「どんな働き方が自分に向いているか」をこの記事で一緒に整理していきましょう。

警備の仕事とは?大きく4種類(1号〜4号)

警備の仕事は、法律(警備業法)で1号から4号までの4種類に分けられています。同じ「警備員」でも、守る対象や働く場所が号数ごとに違うので、まずはこの全体像をつかんでおくと選びやすくなります。求人サイトで見かける「施設警備」「交通誘導」といった呼び方も、この4種類のどれかに当てはまります。

  • 1号警備(施設警備):オフィスビル・商業施設・病院・学校などに常駐し、出入りの管理・巡回・モニター監視・受付などを行います。屋内中心で、天候に左右されにくいのが特徴です。求人数が多く、未経験の入り口になりやすい種類です。
  • 2号警備(交通誘導・雑踏警備):工事現場や駐車場で車と人の流れを誘導したり、イベント会場で混雑を整理したりします。屋外での立ち仕事が中心で、こちらも未経験の募集が多い種類です。
  • 3号警備(貴重品運搬警備):現金や貴重品を運ぶ車両に同乗し、輸送中の安全を守ります。専用車両でのチームワークが中心で、募集はやや専門的です。
  • 4号警備(身辺警備):人の身の安全を守る、いわゆるボディガードの仕事です。募集は少なめで、経験を積んでから進むケースが多い分野です。

現場のイメージもつかんでおきましょう。1号(施設警備)は、オフィスビル・ショッピングモール・病院・学校・マンションなど、人が集まる建物が主な舞台です。2号(交通誘導)は、道路工事の現場・建設現場の出入り口・大型駐車場・お祭りやイベント会場などで働きます。同じ警備でも「建物を守る」か「人と車の流れを守る」かで、まったく別の仕事だとわかりますよね。

このように、ひと口に警備といっても中身はさまざまです。求人数が多く未経験から入りやすいのは1号(施設警備)と2号(交通誘導)なので、この記事でもこの2つを中心に、1日の流れや給料を具体的に見ていきましょう。(出典:警備業法/e-Gov法令検索 https://elaws.e-gov.go.jp/document?lawid=347AC0000000117

種類でこんなに違う「1日の流れ」

結論として、施設警備は「腰を据えて見守る」1日、交通誘導は「体を動かし続ける」1日、夜勤は「静かな時間に見張る」1日です。同じ拘束時間でも、過ごし方はまるで違います。ここを知らずに選ぶと入ってから後悔しやすいので、応募前にイメージをつかんでおくのがおすすめです。代表的な3パターンを見てみましょう。

施設警備(1号)の1日

ビルや商業施設に常駐する施設警備は、屋内での落ち着いた勤務が中心です。ある日勤の流れはこんなイメージです。

  • 出勤・朝礼で前日からの引き継ぎと当日の予定を確認
  • 開館前の点検、鍵の受け渡し、防災センターでのモニター監視
  • 日中は受付対応・定期巡回・業者の出入り管理
  • 閉館後の施錠確認と日報作成をして退勤

巡回では、非常口や設備に異常がないか、火の元や戸締まりは大丈夫かを決められたルートで見て回ります。受付では、来訪者の対応や鍵・駐車場の貸し出しなどを行います。大きなトラブルがなく静かに1日が終わることが多く、「何事もない毎日を裏で支える」タイプの仕事です。24時間体制の施設では、仮眠をはさむ当直勤務(一昼夜交代)になることもあります。体力よりも「落ち着いて注意を続けられる力」が生きる種類なので、コツコツ型の人にぴったりです。

交通誘導警備(2号)の1日

工事現場や駐車場で車と歩行者を誘導する交通誘導は、屋外で体を動かす1日です。

  • 現場集合、装備(ヘルメット・反射ベスト・誘導灯)の確認と打ち合わせ
  • 工事の開始に合わせて片側交互通行の誘導や歩行者の安全確保
  • 休憩をはさみながら、車と人の流れを止めない立ち位置をキープ
  • 作業終了後は撤収・片付けをして解散(直行直帰の現場も多い)

誘導そのものは、旗や誘導灯を使った合図と、ドライバーや歩行者への声かけが基本です。特別な力仕事はほとんどなく、周りをよく見て安全に流れをつくることが仕事の中心になります。天候や気温の影響を受けやすい一方で、現場が毎回変わるので飽きにくく、直行直帰で通勤がラクという声も多い種類です。決まった時間に体を動かして働きたい人には、むしろ心地よく感じられます。

夜勤・24時間勤務の1日

施設警備や交通誘導には夜勤のシフトもあります。夜間は人が少なく、巡回と監視が中心で、待機時間も比較的長めです。

  • 夕方〜夜に出勤し、日勤者から引き継ぎ
  • 夜間の定期巡回・モニター監視・異常時の対応
  • 仮眠・休憩をはさみ、明け方に次の担当へ引き継いで退勤

夜間は来館者や車の動きが少ないぶん、日中よりも落ち着いて過ごせる時間帯が多いのも特徴です。体内リズムの調整は必要ですが、深夜の割増手当が付くぶん、同じ勤務時間でも日勤より収入が増えやすいのが夜勤の魅力です。日中の時間を自由に使いたい人や、静かな環境のほうが集中できる人にも向いています。

4種類をひと目で比較|どれが自分に合う?

  • 施設警備(1号):屋内中心/落ち着いた勤務/受付・巡回・監視/天候に強い
  • 交通誘導(2号):屋外中心/体を動かす/直行直帰が多い/現場が毎回変わる
  • 夜勤(施設・交通誘導の夜間):割増手当で稼ぎやすい/待機が長め/生活リズムの調整が必要
  • 3号・4号:専門性が高め/募集は少なめ/経験を積んでから進みやすい

応募を検討されている方は、求人・応募フォームから気軽にお問い合わせいただけます。

給料と手当の目安|どうすれば収入が上がる?

気になる収入ですが、警備の日給はおおよそ1万円前後から、繁忙期や夜勤・資格ありの現場では1万5,000円前後までが一般的な目安です。種類・地域・時間帯で幅があります。警備は未経験でも比較的しっかりした日給からスタートしやすい仕事で、経験や資格に応じて上がっていくのが基本の考え方です。

収入のざっくり目安(一般的な相場)

  • 施設警備(日勤):日給1万円〜1万3,000円ほど
  • 交通誘導(日勤):日給1万円〜1万4,000円ほど。繁忙期は上がりやすい
  • 夜勤:上記に深夜割増(22時〜翌5時は25%以上)が加わる

月収のイメージでいうと、日給1万2,000円の現場に月20日ほど入れば、月収は24万円前後が一つの目安になります。ここに夜勤の割増や資格手当が加われば、さらに上乗せされます。

未経験の人にうれしいのは、日払い・週払いに対応した求人や、交通費が支給される求人が多いことです。すぐにお金が必要な人や、まずは短期間だけ試したい人でも始めやすい環境がそろっています。求人票では、給料の締め日・支払い日や、交通費が「全額支給」か「上限あり」かも確認しておくと安心です。

深夜の割増は法律で決まっていて、午後10時から翌午前5時までの労働には通常の25%以上の割増賃金が支払われます(出典:労働基準法第37条/e-Gov法令検索 https://elaws.e-gov.go.jp/document?lawid=322AC0000000049)。夜勤や当直が多い働き方だと、月収ベースでは日勤中心より手取りが伸びやすくなります。給料以外にも、交通費・皆勤手当・資格手当などが付く求人もあるので、求人票では日給の額だけでなく手当の有無も見ておきましょう。

収入を上げたい人が押さえておきたいのは、次のポイントです。

  • 資格を取る:交通誘導警備業務検定などの資格があると、資格者限定の現場に入れて手当や単価が上がりやすい
  • 夜勤・当直を組み込む:深夜割増で同じ時間でも収入が増える
  • 繁忙期(おおむね秋〜春)に稼働を増やす:現場が多く、単価も上がりやすい時期
  • 現場を掛け持ちしやすいエリアを選ぶ:現場数が多い都市部ほど、希望のシフトを組みやすい

収入アップにつながる資格には、たとえば交通誘導警備業務検定(1級・2級)や施設警備業務検定などがあります。2級は未経験から比較的早く目指せて、資格が必要な現場に入れるようになるため、手当や単価アップにつながりやすいのが特徴です。まずは現場に慣れてから、自分が続けたい種類に合った資格を取るのが効率的です。

長い目で見ると、現場での経験を積みながら資格を取り、資格者や隊長(現場のまとめ役)へとステップアップして収入を上げていく道もあります。最初は日給ベースでも、続けるうちに任される役割が増え、待遇が上がっていくのが警備の仕事の伸びしろです。

きついと言われる面と、向いている人・向いていない人

正直にお伝えすると、警備の仕事の「きつさ」は種類によって中身が違います。だからこそ、自分がどのきつさなら耐えられそうかで種類を選ぶと、続けやすくなります。

種類ごとの大変な面はこんな感じです。

  • 施設警備:拘束時間が長い当直・夜間の眠気・単調に感じる時間帯がある
  • 交通誘導:夏の暑さ・冬の寒さ・立ちっぱなし・雨天の現場
  • 夜勤全般:生活リズムの調整・深夜の集中力の維持

ただ、どのきつさも「工夫と慣れ」でやわらぐものです。暑さ寒さは服装や休憩でしのげますし、単調さや眠気も、体を動かす休憩や仲間との声かけで乗り越えている人が多くいます。「絶対に無理そう」と身構えるより、まずは自分に合いそうな種類を選ぶことが、結果的にきつさを減らす一番の方法です。

そのうえで、種類別に向いている人をまとめると次のとおりです。

  • 施設警備が向いている人:落ち着いた環境でコツコツ働きたい人、屋内で天候に左右されず働きたい人、受付など人と接する対応が苦にならない人
  • 交通誘導が向いている人:じっとしているより体を動かしたい人、毎回違う現場や直行直帰で気分を変えたい人、周囲に気を配って安全を守ることにやりがいを感じる人
  • 夜勤が向いている人:昼間の時間を自由に使いたい人、静かな環境が好きな人、割増手当でしっかり稼ぎたい人

逆に、「一日中まったく動かないのは苦手」という人は交通誘導、「深夜に起きているのが体質的に難しい」という人は日勤の施設警備、というように、苦手な要素が少ない種類を選ぶのが正解です。きつさは”我慢する”ものではなく、”合う種類を選んで避ける”もの。もし始めてみて合わないと感じても、別の種類に変えて続ける人はたくさんいます。まずは合いそうな種類から一歩踏み出せば大丈夫です。

長く続けている人にはちょっとしたコツがあります。屋外の現場なら、季節に合わせた服装や休憩中の水分・体温の管理を習慣にすること。夜勤なら、勤務前後の睡眠時間を決めて生活リズムを崩さないこと。そして、無理をしすぎず「続けられるペースのシフト」を組むことです。最初から詰め込みすぎず、体を慣らしながら日数を増やしていくと、長く安定して働けます。

自分に合う警備の仕事の選び方チェックリスト

ここが本題です。自分に合う警備の仕事は、次の5つの軸を自分にあてはめると絞り込めます。求人票を見る前に、まず自分の希望をはっきりさせておきましょう。ここがはっきりしていないと、条件だけで求人を選んでしまい、入ってから「働き方が合わない」となりがちです。

自分に合う警備を見つける5つのチェック

  1. 屋内派?屋外派? 天候を避けたいなら施設、体を動かしたいなら交通誘導
  2. 働きたい時間帯は? 昼を自由に使いたいなら夜勤、規則正しくなら日勤
  3. 体力にどれくらい自信がある? 立ち仕事が長いのは交通誘導、待機が多いのは夜勤の施設
  4. 人と接するのは好き? 受付・案内がある施設か、黙々と誘導する交通誘導か
  5. 通いやすさは? 東京・神奈川のような都市部は現場数が多く、直行直帰や自宅から近い現場を選びやすい

この5つに答えるだけで、方向がぐっと定まります。イメージしやすいように、タイプ別の例を挙げてみますね。

  • 暑さ寒さが苦手で、落ち着いて働きたい人→ 屋内中心の施設警備。受付や巡回で規則正しく働けます。
  • じっとしているのが苦手で、通勤の手間を減らしたい人→ 直行直帰の多い交通誘導。毎回違う現場で気分も変わります。
  • 昼間に用事があり、効率よく稼ぎたい人→ 割増手当の付く夜勤。待機時間もあり、体への負担を抑えつつ収入を伸ばせます。

「自分は屋内・日勤・受付ありの施設警備が合いそう」「体を動かせて直行直帰の交通誘導がいい」——こんなふうに具体的な希望が言葉にできれば、求人選びはほとんど終わったようなものです。次に求人票を見るときは、その希望に現場のエリア・シフト・研修体制が合っているかを確認しましょう。具体的には、次の3点を必ずチェックすると失敗が減ります。

  • 勤務地の範囲:自宅から通える現場が多いか、直行直帰できるか
  • シフトの柔軟さ:週何日から入れるか、日勤・夜勤を選べるか
  • 未経験へのフォロー:研修や先輩同行の体制があるか、資格取得を応援してくれるか

逆に、勤務条件や給料が「応相談」ばかりで具体的に書かれていない求人は、入ってから話が違うこともあるので慎重に確認しましょう。気になる点は、応募や面接の段階で遠慮なく質問して構いません。きちんと答えてくれるかどうかも、その会社を見極める大事な材料になります。

未経験からの応募〜初出勤まで|準備するものと流れ

未経験でも心配いりません。警備は法律で新任研修が義務づけられていて、座学と実技を受けてから現場に出るので、いきなり本番に放り込まれることはありません。応募から初出勤までの流れはこうです。

  1. 応募・面接:希望する種類・エリア・シフトを伝える。持ち物や勤務条件、給料の内訳もここで確認しておく
  2. 新任研修:警備業法で定められた研修(基本の座学+業務ごとの実技)を受ける。誘導の動作・巡回の手順・緊急時の対応などを、現場に出る前に練習する
  3. 初出勤(現場デビュー):多くの現場では先輩と組んで、少しずつ一人立ちしていく

面接で特別なスキルは求められません。見られているのは、時間を守れるか、あいさつや受け答えがきちんとできるか、健康面で無理なく働けるか、といった基本的なところです。未経験でもやる気が伝われば十分にチャンスがあるので、身だしなみを整えて、希望する働き方を素直に伝えれば大丈夫です。

面接では、待遇や研修について自分から質問して大丈夫です。「週何日から働けるか」「夜勤はあるか」「資格取得の支援はあるか」を聞いておくと、入ってからのギャップが減ります。

新任研修では、警備の基本ルールや関係する法律、あいさつや報告の仕方といった座学に加えて、交通誘導の動作・巡回の手順・急なトラブルへの対応などを実技で練習します。ここで基礎を身につけてから現場に出るので、「いきなり一人で判断させられて困る」ということはありません。現場デビュー後も、しばらくは先輩と一緒に入って少しずつ覚えていくのが一般的です。

未経験の人が最初に戸惑いやすいのは、現場ごとにルールや立ち位置が少し違うことです。ただ、これも数回入れば体がおぼえていきます。わからないことはその場で先輩に聞いて大丈夫なので、「完璧にできてから」ではなく「聞きながら慣れていく」つもりで始めれば十分です。

初日に準備しておくと安心なものは次のとおりです。制服・帽子・誘導灯などの装備は会社から貸し出されることが多いので、自分でそろえる必要はほとんどありません。まずは動きやすい服装・靴と、体調管理グッズをそろえておけば十分です。

  • 動きやすい服装と履き慣れた靴(研修・初日用)
  • 屋外現場なら、夏は水分・塩分・日焼け対策、冬は防寒インナー・カイロ
  • 身分証・印鑑・振込先の情報など、手続きに必要なもの
  • 昼食や飲み物(現場周辺に店がないこともあるため)

なお、警備員は18歳以上であることが法律で定められています(18歳未満は警備員になれません/出典:警備業法第14条・e-Gov法令検索)。年齢の上限は法律では決まっておらず、50代・60代から始める人や、女性・外国籍の人も現場で活躍しています。「年齢的に大丈夫かな」と迷っている人でも、体力に合った種類を選べば長く続けられますよ。

ここまで読んで「自分にもできそう」と感じたなら、あとは合いそうな種類の求人を一つ選んで応募してみるだけです。研修と先輩のフォローがあるので、最初の一歩さえ踏み出せば、あとは現場で少しずつ慣れていけます。

よくある質問

Q. 警備の仕事は未経験でも本当にできますか?
A. できます。警備業法で新任研修(座学と実技)が義務づけられており、未経験者はこの研修を受けてから現場に出ます。初日から先輩と組んで少しずつ覚えていく現場が多いため、警備が初めての人でも無理なく始められます。まずは求人数の多い施設警備や交通誘導から入るのが一般的です。
Q. 施設警備と交通誘導、未経験にはどちらが向いていますか?
A. 屋内で落ち着いて働きたいなら施設警備、体を動かして直行直帰で通いたいなら交通誘導が向いています。天候に左右されにくいのは施設、毎回違う現場で飽きにくいのは交通誘導です。自分が「屋内派か屋外派か」「立ち仕事は平気か」で選ぶと、入ってからのミスマッチが減ります。
Q. 夜勤は稼げますか?体力的にきつくないですか?
A. 夜勤は午後10時〜翌午前5時に25%以上の深夜割増が付くため、同じ勤務時間でも日勤より収入が増えやすいのが魅力です。一方で生活リズムの調整は必要です。夜間は待機・巡回中心で待機時間も比較的長いため、昼間の時間を自由に使いたい人や静かな環境が好きな人に向いています。
Q. 警備の仕事に資格は必要ですか?
A. 始めるだけなら資格は不要で、未経験からでも応募できます。ただし交通誘導警備業務検定などの資格を取ると、資格者限定の現場に入れて手当や単価が上がりやすくなります。働きながら資格取得を目指せる環境も多いので、まず現場に慣れてから収入アップのために取るのが現実的です。
Q. 何歳まで警備の仕事を続けられますか?
A. 警備員は18歳以上と法律で定められていますが、年齢の上限は法律では決まっていません。実際に50代・60代から始める人も多く、体力に不安があれば座り仕事や待機が多い施設警備を選ぶなど、種類を変えて長く続けられます。無理のない種類を選ぶことが、長く働くいちばんのコツです。

まとめ|合う種類を選べば警備の仕事は長く続く

ここまで見てきたとおり、警備の仕事は「どの種類を選ぶか」で働きやすさも収入も大きく変わります。屋内で落ち着いて働きたいなら施設警備、体を動かして直行直帰で通いたいなら交通誘導、割増手当でしっかり稼ぎたいなら夜勤、というように、自分の希望に合う種類を選ぶのが長く続けるコツです。

大切なのは、給料や勤務地といった条件だけで決めず、「どんな1日を過ごしたいか」から種類を選ぶことです。そこがそろっていれば、多少のきつさも工夫で乗り越えられ、警備の仕事はぐっと続けやすくなります。最後に、選ぶときの3ステップをおさらいします。

  • 屋内・屋外、日勤・夜勤など、自分が続けやすい働き方を先に決める
  • その働き方に合う種類(施設/交通誘導/夜勤)にしぼる
  • 求人票で勤務地・シフトの柔軟さ・未経験フォローを確認する

警備の仕事は、体力や年齢よりも「合う種類を選べているか」で続けやすさが決まります。屋内でコツコツか、屋外で体を動かすか、夜に効率よく稼ぐか——正解は人によって違うので、自分の希望を基準に選んで大丈夫です。

未経験でも研修から始められる仕事です。まずは「自分はどの種類が合いそうか」を決めるところから、はじめの一歩を踏み出してみてくださいね。


執筆者

(ふるかわ ともゆき)
株式会社FAIRセキュリティ 副社長/警備業界15年
保有資格: 2号警備業務検定資格者 / 2号警備員指導教育責任者

運営会社

株式会社FAIRセキュリティ(株式会社FAIR 警備事業)
東京都公安委員会認定 第30004647号
対応エリア: 東京都・神奈川県は全域/埼玉県・千葉県の東京寄りエリア
対応業務: 施設警備・交通誘導・イベント警備
電話: 03-4560-1047(平日9:00〜18:00) / LINE: https://lin.ee/iAd3SEl


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